南予の祭りと芸能
毎年2月11日に二名津の氏神である二名神社の春祭りに行われる伊勢踊り。集会所や新築の家、除厄を願う家で行われます。扮装・構成は、金地の烏帽子に約1メートルの御幣(ボンデン)を持つ口上人1人に、黒地に日月模様の立烏帽子をかぶり扇子を持つ舞人1人、平服に青の法被を着た歌い手多数、大太鼓、小太鼓各1人の囃子方となっています。歌詞には「見さいな見さいな 嬉しき舞は見さいな」、「嬉しきものと囃され 当年の年貢をすっきりちゃんと払うて御蔵へとんと納めたは何よりもって嬉しきな」、「あらおもしろの神踊り」、「参り下向のめでたさや」、「お伊勢踊りのめでたさや」などがあります。天明元(1781)年、地区に大火があり「火鎮め」のために踊りが始まったと伝えられています。
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- 歴史・伝統行事
開催期間 | 2月11日 |
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開催場所 | 三崎町二名津 二名津地区 |
お申し込み先電話番号 | 0894-39-0241(町見郷土館) |
備考 | 実施団体 二名津地区 参考文献 『愛媛県の民俗芸能―愛媛県民俗芸能緊急調査報告書―』愛媛県教育委員会、1999年 1月15日には、三崎地区でもおこなわれます。 |