日吉の秋祭り

ひよしのあきまつり

南予の祭りと芸能
11月第2日曜には日吉全域で秋祭りが行われ、牛鬼、五つ鹿踊り、相撲甚句などが地区を練り歩きます。「五つ鹿踊り」の起源については諸説がありますが、元和元(1615)年に伊達秀宗の宇和島入部を機として、仙台地方から移入されたとするのが定説です。鹿踊りは宇和島の八つ鹿、吉田の七つ鹿、その他五つ鹿のところもあり、鹿の数にも宗藩・支藩の権威や神社の社格が象徴されているともいわれます。日吉の五つ鹿踊りは雄鹿が4頭、雌鹿が1頭で、唄と笛に合わせ、胸につるした小太鼓のばち捌きもあざやかに、背には五色の短冊で飾った竹笹を背負います。また、江戸時代から始まったといわれている子供相撲甚句は、上鍵山地区の長男を中心とするメンバーで編成され、地区の氏神様(日吉神社)秋の大祭時に奉納されていました。行司2人、力士10人はいずれも小学生男子で、力士には日吉川、朝日山等のしこ名がついています。行司が相撲由来の口上を述べ、力士は甚句に合わせて踊ったり、相撲をとります。また、四つ太鼓「よいやっさ」は街頭を練り歩き、秋の風物詩となっています。
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開催期間 11月第2日曜日
開催場所 鬼北町日吉
日吉神社ほか
お申し込み先電話番号 0895-45-1111(鬼北町役場)
備考 実施団体 日吉地区
出典元
鬼北町ホームページ
http://www.town.kihoku.ehime.jp/soshiki/kikaku/event-hiyoshi.html
『日吉村誌』(日吉村教育委員会、平成5年発行)