清水の五つ鹿踊り

せいずいのいつしかおどり
南予の祭りと芸能
1615年、宇和島藩主伊達秀宗が宇和島の地に入部されたおりに、仙台地方に伝わる鹿踊りを連れて来て、藩内に広めたといわれています。旧清水村はもとの宇和島藩領でした。この踊りは一人立ち風流獅子舞の系統で、11月15日の天満神社秋季例祭で演じられています。踊りは、雄4名、雌1名(白鹿)で構成され、各鹿の踊り子は、鹿の毛皮に似た着物に鹿面をつけています。現在、南予地方で行われている鹿踊りが、「雌鹿かくしの舞」の歌詞を中心に1本にまとめられてしまっていますが、元来。仙台地方からはいくつかの多様な踊りが移入されてきたと考えられています。その意味で清水の五つ鹿踊りは古い形の鹿踊りの面影を遺した貴重なものです。
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開催期間 11月3日
開催場所 鬼北町清水1753
天満神社
お申し込み先電話番号 0895-45-1111(鬼北町役場)
備考 県指定無形民俗文化財
実施団体 清水五つ鹿踊保存会
参考文献
愛媛県文化財保護課編『愛媛の文化財』(愛媛県教育委員会、平成5年)

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