海で遊ぶ

2つの海を遊び尽くそう

日本一細長い佐田岬を境に、北にはおだやかな瀬戸内海、南にはリアス式海岸の宇和海が広がっています。タイプの異なる2つの海に面しているので、海遊びが楽しめるスポット&メニューは実にさまざまです。
日本で初めて指定された海中公園
愛媛県南西部に位置する宇和海海域公園は、冬でも水温が15度以下に下がることがない熱帯魚やサンゴたちの楽園。気軽に楽しめる海中展望船から本格的なダイビングまで、宇和海の魅力を満喫できるメニューをご紹介します。
2つのコースでイルカと遊ぼう
しまなみ海道の伯方島にある、イルカとクジラのふれあい施設「ドルフィンファームしまなみ」。イルカに近づいて握手やキスができる「ふれあいコース」と、イルカのヒレにつかまって泳ぐ「スイムコース」があります。2018年4月には、イルカを間近に見ながらキャンプができる「オートキャンプ場」もオープン予定。
歴史ロマンを感じられる潮流体験
村上海賊ゆかりの地であるしまなみ海道の大島では、複雑な潮流が取り巻く来島海峡を小型船から望む「潮流体験」を楽しめます。来島海峡は日本三大急潮流のひとつでもあり、荒々しい潮流は最大時に10ノット、落差2m、時速18kmにも達する大迫力の潮流ポイント。その昔、村上海賊も行き来した歴史ロマンある地を、海賊気分でめぐってみては。現在、2社が運行しています。
美しい海中の世界を堪能
日本の渚百選にも選ばれている須ノ川海岸では、シュノーケリングで海の中の世界を楽しむことができます。海中には約70種類ものサンゴが生息し、色鮮やかな熱帯魚も。必要な道具はレンタルでき、シャワーなども完備されているので、気軽にマリンスポーツを体験できます。
宇和島の海の幸をゲットしよう
漁業が盛んな四国の西の玄関口・八幡浜にある「おさかな牧場シーロード八幡浜」では、潮風と太陽の光を存分に浴びながら宇和島名物のマダイやアジなどの釣りを満喫できます。初心者から上級者まで外釣りを楽しめて、桟橋から約200m先の宇和海の沖までは歩いて渡ることもできます。
グルメと絶景を一度に味わう
四国最西端の地・佐田岬をクルージングでぐるり。断崖に立つ白亜の佐田岬灯台をはじめ、戦時下の砲台跡、山の尾根に広がる風車群などを眺めながら、約1時間の船旅が楽しめます。船上では、天然の獲れたてアワビの試食ができるのも魅力のひとつ。4~10月の土・日曜、祝日の期間限定で運行しています。