フラワースポットはほかにも!
「伊予灘ものがたり」の沿線以外にも、愛媛には四季折々に彩を添えるフラワースポットがたくさんあります。愛媛有数の桜の名所、高原に咲く一面のコスモス畑など、県内に点在する花の見どころを訪ねてみましょう。翠波高原
標高892mの翠波峰一帯に広がる約100haの高原。花の名所としても有名で、春には一面を黄金色に染める菜の花が咲き誇り、夏から初夏にかけては約40万本のコスモスが一面を埋め尽します。8月下旬には、コスモス祭りも開催されます。
松山城
松山市街の中心にそびえる松山城は、「さくらの名所100選」に挙げられる場所。ソメイヨシノやシダレザクラ、オオシマザクラなど、約200本の桜が一帯を美しく包み込みます。桜が咲く期間はライトアップもされ、夜桜も楽しめます。
冨士山公園
標高320mの冨士山に広がる公園。日本有数のツツジの名所として有名で、地元では通称「ツツジ山」とも呼ばれています。見ごろを迎える4月下旬~5月には、約6万3000本のツツジが咲き乱れ、山頂一面がピンクに染まります。
南楽園
四国最大級の回遊式日本庭園で、約15haの園内には2つの池と遊歩道が続きます。園内に彩を添える四季折々の花が見事で、春は桜やツツジ、夏はサツキやクチナシ、秋・冬はフヨウやハギなど、花めぐりが楽しめます。なかでも5・6月に見ごろを迎えるハナショウブは必見。
天赦園
1866年に完成した池泉回遊式庭園で、伊達政宗が詠んだ歌が名前の由来になっています。園内には桜や菖蒲、もみじなど四季折々の花木が咲き誇り、なかでも藤が有名で太鼓橋式にかかる藤棚は深山幽谷の趣を称える美しさ。国の名勝にもなっている庭園を散策しながら、季節の花々を観賞してみませんか。