三津浜を散策しながら探したいアートスポット
さまざまなアーティストたちの手によって壁一面に描かれた壁画アートは、どれも三津浜の風景にちなんだものばかり。現在、三津浜地区内に5カ所の壁画アートがあるので、実際の風景と見比べてみるのもおもしろいです。三津浜を象徴する「三津の渡し」
港山方面から三津に向かう渡し船
旧問屋街に面した沼電装の壁に描かれた壁画アートは「三津の渡し」。高知県出身の画家・上村菜々子さんによる躍動感あふれる作品です。
花火の音が聞こえてきそうな臨場感
ダイナミックなタッチと鮮やかな色使い
明治時代の古民家をリノベーションした三津浜DOONの建物の壁には、三津浜の夏の風物詩である花火大会の様子が色鮮やかに描かれています。松山を拠点に活動するアーティスト海野貴彦さんによる作品で、ダイナミックな臨場感にあふれています。
昔から変わらぬ風景が三津浜にはあります
合わせ鏡のような絵と風景
デビラを干していた網が並んでいたという旧デビラ街道沿いの小池鉄工所の壁には、上村菜々子さんの描いた墨絵タッチでノスタルジックな港山の風景が描かれています。湊三嶋大明神社や興居島の姿も描かれていて、振り返ってみると目の前に同じ風景が広がります。
船上を渡る海風を感じるような作品
三津の渡しに乗って同じ景色を見てみよう
旧問屋街の山本船具店の壁に描かれた「三津の渡し」は船上から風景を眺めるバージョン。こちらも上村菜々子さんが描いた作品で、リアルで迫力満点です。
