瀬戸内サイクリングの魅力

愛媛県には世界的に有名な「しまなみ海道」をはじめ、「はまかぜ海道」「せとかぜ海道」「ゆめしま海道」と、瀬戸内海に浮かぶ島をつなぎ、さまざまな海の表情が楽しめる4つのサイクリングコースがあります。瀬戸内海の温暖な気候に恵まれているため、一年中サイクリングが楽しめるエリアとして注目！「レンタサイクル」「サイクリストの宿」「サイクルオアシス」が充実、「サイクルトレイン」の運行など、初心者からリピーターまで安心してサイクリングを楽しむ環境が整っています。

レンタサイクル拠点では「クロスバイク」や「シティサイクル」のほか、「電動アシスタント付自転車」や「2人乗り自転車」を借りることができます。希望の自転車でサイクリングを楽しみたい場合には事前予約がおすすめ。着用が必要なヘルメットも無料で貸し出してくれるので安心です。
※レンタサイクル料金は貸出料金のほかに保証料が前払いとなります。ただし、貸出時と同じ場所へ自転車を返却された時には保証料は返却されます（乗り捨てした場合保証料は返却されません）。

「しまなみ海道」をはじめ、県内のサイクリングコースには推奨ルートとして車道の左側に「ブルーライン」が引かれています。尾道や今治など目的地までの距離が表示されているため、残りの走行距離が分かるので安心。分岐点には地図や看板があるので迷うことなくサイクリングが楽しめます。

「自転車がパンクした！」「転倒してケガをした！」など、サイクリング中のトラブルに対応してくれるのが「サイクルレスキュー」。自転車店、タクシー会社など関係事業者が状況にあわせて可能な範囲でサポートしてくれます。例えば、自転車が故障した場合、自転車積載ラックのついたタクシーで自転車と人を一緒に搬送してくれます。 しまなみ海道では「しまなみ島走レスキュー」　、南予では「なんよサイクルレスキュー」として知られています。
（写真提供：NPO法人シクロツーリズムしまなみ）

地元の民宿、小売店、喫茶店などがサイクリストのための休憩所として場所を提供している「サイクルオアシス」。地元住民との交流の場として多くのサイクリストが利用しています。「空気入れ」貸出し、トイレの使用、給水、ベンチで休憩、などのサービスが受けられるので、ぜひ立ち寄ってみて。
（写真提供：NPO法人シクロツーリズムしまなみ）

「自分の自転車を安全に保管できるところが欲しい」という希望をかなえてくれるのが「しまなみ自転車旅の宿」。自転車の受け取り・送り出しなどのサービスが好評で、まさにサイクリストのための宿泊施設です。自転車のメンテナンス用スペースが設けられていて、工具などが揃っている宿もあります。
（写真提供：NPO法人シクロツーリズムしまなみ）

マイ自転車をそのまま列車に持ち込める「サイクルトレイン」。サイクリングの拠点となる今治と松山や西条を結ぶJR予讃線「サイクルトレインしまなみ号」は、春と秋の土曜、日曜、祝日に運行します（先着順の事前予約が必要）。松山～宇和島間では自転車持ち込みＯＫの「サイクルルーム」を設けた予讃線特急「宇和海」を運行。南予から四万十川流域のサイクリングに便利なJR予土線サイクルトレイン（混乗試験）にも注目です。