波に打たれる産業遺産
佐田岬半島の南側に細く突き出た女子岬に残された製錬所跡。明治中期から大正初期にかけて銅製錬が行われ、その後、銅相場の暴落や付近の住民の反対から、製錬所は閉鎖されることとなった。岬に整備された遊歩道沿いには、現在でも石積みやレンガの遺構群が点在しており、往時の様子を偲ぶことができる。また、海岸にも製錬過程でできるからみ(銅の製錬時に出る副産物)や赤レンガで造られた構造物、船着場跡などが残されている。
住所 | 愛媛県西宇和郡伊方町九町 |
---|---|
電話番号 | 0894-38-0211(伊方町役場観光商工課) |
駐車場 | あり 約15台 |
駐車場代 | 無料 |