弘法大師の足跡を今も語る椿の花
弘法大師の杖立て伝説にまつわる、大きな椿の木が茂る寺院。815年、三角寺で修行した弘法大師がこの地に建っていた地蔵堂へ立ち寄った際、熱病に苦しむ村人のために椿の枝を土にさし、病魔を土へ封じ込めたと言われている。その後、杖から椿が芽を吹いて成長したため、親しみを込めて「椿堂」と呼ばれるようになった。現在では近くにあった常福寺も合併され、常福寺の本尊であった不動明王も境内に移されている。
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