数多くの伝説が残る淵に注ぐ澄み切った水
加茂川上流付近にある水が溜まる紺碧の淵で、止呂峡の上に架かる止呂橋から見下ろせる深い峡谷には、大蛇が住むと昔から言い伝えられている。また、この集落に住んでいた薄雲姫が、毎晩通う美しい青年と恋に落ちたが、青年は止呂淵に住む大蛇の化身であったという伝説が残っている。そのほかにも数々の止呂淵伝説が残っており、地元住民によって語り継がれている。四季が彩る山肌と止呂淵を流れる紺碧の渓谷は、神秘的な雰囲気を漂わせている。