鳴滝神社

なるたきじんじゃ

千丈もあろうかという長さからその名がついた千丈鳴滝は、現在は林道によって分断されているが、地名となって今も残されている。
滝の落ち口の近くに建立され、うっそうとした木々と神秘的な雰囲気に包まれた拝殿。
本殿の脇から流れ落ちる、落差約20mの滝を横目に参道が上へと続いている。
夜と昼の区別がつかないほど深い山であることから、夜昼峠と名付けられた山のふもとにある神社は、苔むしてうっそうとしている。

秘境に佇む滝と神社と龍伝説

八幡浜に古くから伝わる、龍伝説発祥の地とされる神社。現在は明治期末の神社合祀により、貴船神社と白王神社、そして鳴滝神社の3社をまとめて松柏神社と改称されている。水や川、滝の女神とされる瀬織津姫が祀られている本殿の脇から流れ落ちる滝は、かつて千丈（約3km）落下していたとされ、その瀑音が数十町に聞えていたと言われることから鳴滝と名付けられたという。また、その深渕には洞穴があり、雌雄の大蛇（龍神）が棲んでいたと伝えられ、神秘的な雰囲気漂うパワースポット。

エリア: 八幡浜市周辺（内子・大洲・西予のレトロな町並みなど）

カテゴリ: 寺社仏閣

住所	愛媛県八幡浜市松柏336
電話番号	0894-22-3111（八幡浜市役所商工観光課）
最寄りのバス停からの徒歩	伊予鉄南予バス・千丈駅前 (39分)
駐車場	なし