松山のマストスポットを巡ったあとは、歴史情緒漂う内子と大洲へと足を伸ばします。白壁造りの町屋が軒を連ねる内子では古民家に宿泊してみるのもおすすめ。宇和海でとれた新鮮なマダイを使った漁師飯『宇和島鯛めし』は、プリッと引き締まったマダイのほんのり甘いうまみが口の中に溶け出す極上の味わい。ぜひご賞味を!
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JR松山駅
↓車で約10分
↓車で約10分
1
坂の上の雲ミュージアム
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司馬遼太郎著「坂の上の雲」の主人公であり、松山が生んだ偉人でもある、「秋山兄弟」と「正岡子規」に関連する展示品を中心に、「坂の上の雲」の世界に案内してくれるミュージアム。当時の日本と登場人物達が歩んだ道を、原作を読んでいない人でも豊富な展示品などから分かりやすく学ぶことができる。
徒歩約1分
2
萬翠荘
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旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵の別邸として建てられた、フランス・ルネッサンス様式の洋館。皇族の立ち寄り所や、各界の名士が集まる社交の場として利用されてきた。現在では建築当時の華麗な姿を今に活かし、イベントや展示会場として利用されている。市街中心部に位置しながらも、喧騒から隔絶させられる特別な場所で、当時の大正ロマンを感じることができる。
車で約6分
松山城ロープウェイ東雲口駅からロープウェイ約3分orリフト約6分
ロープウェイ(リフト)を降りてから歩いて約10分で本丸に着く
松山城ロープウェイ東雲口駅からロープウェイ約3分orリフト約6分
ロープウェイ(リフト)を降りてから歩いて約10分で本丸に着く
3
松山城
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天守は全国で12カ所しか残っていない江戸時代以前から現存する12天守のひとつであり、城内の21棟の建物が国の重要文化財に指定されている。天守は小天守および隅櫓と結ばれた連立式の構造であり、防備に優れた建造物群は日本の代表的な城郭建築である。司馬遼太郎著『坂の上の雲』の序文で文学都市松山の象徴として描かれるなど、松山市のシンボルとして親しまれている。松山の城下町を見守ってきた城は、これからも松山市の発展を見守り続ける。
ロープウェイ約3分orリフト約6分
松山城ロープウェイ東雲口駅から車で約12分
松山城ロープウェイ東雲口駅から車で約12分
4
道後温泉本館
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古くは古事記や万葉集にも登場し日本最古といわれる温泉で、趣のある城郭式・木造三層楼の本館は、建物全体が国の重要文化財。「坊っちゃん」を始め、小説や映画などの幾多の名作に松山の顔として登場している。すべすべした肌触りの名湯を堪能した後は、文化の薫り漂う道後の街並を浴衣に着替えて散策すれば、温泉情緒がよりいっそう盛り上がる。
徒歩
5
道後散策・道後商店街(昼食)
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道後温泉本館の建物に隣接した商店街で、「道後ハイカラ通り」の愛称で親しまれている。みやげ物店や飲食店など観光客向けの店が軒を連ね、その多くは朝9時から夜の10時まで営業。道後温泉本館と道後温泉駅を結んでおり、温泉街らしく浴衣姿でそぞろ歩きを楽しめる。「道後村めぐり」というスタンプラリーを実施しており、30ヶ所すべてのスタンプを集めて道後観光案内所内にある道後村役場村民課に提出すると、名誉村民の証書、道後温泉の入浴チケット、記念品がもらえる。
車で約50分
6
内子座
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人々の歓声が今も聞こえる旧き良き芝居小屋
大正時代から長きにわたり、娯楽の中心となって内子の人々を楽しませ続けてきた芝居小屋。これまでに老朽化に伴い取り壊しの計画があったが、町民の熱意で復原され、現在でも多種多様に利用されている。催し物が無い日には、内部や舞台裏の様子などを見学することもできるので、舞台や花道に立って花形役者の気分を堪能するも良し、桝席(ますせき)と呼ばれる客席に腰を下ろして当時の賑わいに思いを馳せるも良し。
徒歩約4分or車で約2分
7
内子町【泊】こころ
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大正時代に建てられた屋敷に現代の物を融合させた宿。重要文化財に指定されている上芳我邸や伝統ある芝居小屋「内子座」、白壁の町並みにもほど近く、散策を楽しみながら内子の観光を心行くまで楽しむ拠点として最適。趣のある建物や四季折々の顔をみせる中庭を眺めながら、ゆったりと流れる時間を感じることができる。
徒歩約5分or車で約2分
8
八日市・護国の町並み
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旧街道沿いに江戸末期から明治、大正時代にかけて建てられた豪壮な商家や土蔵、町家などの建物が軒を連ね、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。今でも実際に住民が生活している生きた町並みでは、心地よい風の匂いが町中を覆い、散策していると時間の流れがゆるやかに感じられる。それぞれの建物で独特の建物装飾が凝らされており、デザイン性に富んだ造形美を堪能することもできる。
徒歩約3分or車で約2分
9
木蠟資料館 上芳我邸
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豪商・本芳我家の分家の屋敷で、重厚な漆喰の壁と名家らしい風格が漂う町並みの代表的建物となっている。その広大な敷地内には、主屋と土蔵、釜場、蠟搾り小屋などが並んでおり、当時の木蠟生産方法や工程などを学ぶことができる。また、豪商の暮らしぶりが分かる家屋も見学することができ、質の高い建材が随所にみられる。ほかにも見事な庭園や、休憩スペースも用意されているので、内子の町並散策に加えておきたい施設となっている。
車で約22分
10
臥龍山荘
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「粋亭崖に峙って畫よりも雅なり」と地域の方々にも愛されてきた名勝臥龍山荘庭園。中でも同じものをもう一度造ることはできないと言われる数寄屋造りの風雅な臥龍山荘は、雄大な肱川と対岸にそびえる冨士山等を借景に、自然との共生の傑作とも言われる。
建築家の故黒川記章氏は、ここを訪れた時に「桂離宮、修学院離宮にもないもう一つの日本建築の典型だと思う。また別の意味で言えば書院造と数奇屋との実に巧な共生の意匠、あるいは侘数寄を越えて、もうひとつの花数寄の意匠と言ってよいのではないか」(「花数寄」黒川紀章著)と絶賛されている。
肱川流域随一の絶景「臥龍ヶ淵」に面する日本建築技術の集大成であり、その静粛なひとときに一度は身を置き日本の美学を感じていただきたい。
車で約8分
11
大洲城(城山公園)
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大洲城は、明治21年(1888)、惜しくも天守が取り壊されてしまいましたが、4棟の櫓は解体をまぬがれ、いずれも国の重要文化財に指定されています。4層4階の天守は、明治期の古写真や「天守雛型」と呼ばれる江戸期の木組模型などの史料をもとに平成16年(2004)に木造で復元されました。
車で約38分
12
宇和島市内(昼食:鯛めし)
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宇和海で育った新鮮な鯛の刺身と特製タレをアツアツのごはんにかけて食べる漁師めし。生の鯛を使った鯛めしは宇和島(南予)独特の食べ方で、昔の漁師たちが時間をかけることなく材料の良さを活かそうと編み出した料理なのだそうです。海辺の町が生んだ「宇和島鯛めし」ぜひご賞味を!
車で約9分
13
天赦園
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宇和島藩第七代藩主伊達宗紀(むねただ)(春山と号す)が、隠居の場所として建造した庭園。園名は、伊達政宗が隠居後詠んだ「馬上に少年過ぎ、世は平にして白髪多し、残躯は天の赦す所、楽しまずして是を如何せん」から名付けられた。園内には四季折々の花が咲き乱れ、なかでも太鼓橋式の藤棚にかかる「上り藤」と呼ばれる白玉藤は見所。また伊達家の家紋「竹に雀」にちなみ、様々な種類の竹が池を巡るように植栽されている。竹・藤・花菖蒲の名園。
車で約30分
14
南楽園
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甲子園球場の4倍以上の敷地で、現代造園技術の粋を集めて築いた四国最大級の日本庭園。「日本の都市公園100選」にも選ばれた南楽園は、「山、里、町、海」をテーマに美しい景観を見せ、訪れる人は四季折々の自然を通じて日本の美に深く触れることができる。また、毎年5月ごろになると30,000株の花菖蒲が色とりどりに咲き始め、花を前にすると思わず立ち止まりカメラを手にして撮ってしまうほど圧巻で美しい。
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