桃山時代の優美な世界へ誘う建造物
135段の石段を登り切ると、目に飛び込んでくる鮮やかな朱色の建物は、日本三大八幡造りの一つに数えられ、国の重要文化財に指定されるほどのもの。豪華絢爛な楼門をくぐり抜けると、金箔をはった支柱や彫刻を抱いた蛙股(かえるまた)、海老虹梁(えびこうりょう)などを見ることができ、社殿の壮大な美しさに圧倒される。また、回廊には奉納された和算学の資料が数多く残されており、松山でも和算学が盛んであったことを今に伝えている。
- エリア
- 松山市(道後温泉、松山城など)
- カテゴリ
- 寺社仏閣