四国にある現存十二天守をコンプリート!
高知県の高知城と香川県の丸亀城も、江戸時代以前の天守が残る「現存十二天守」です。この2つの城と、松山城、宇和島城を巡れば、「現存十二天守」の1/3を見学したことになります。足を延ばして、四国4城巡りをしてみませんか。日本で唯一、本丸の建築群がすべて残る高知城
徳川家康から土佐24万石を拝領した山内一豊が慶長年間に創建。1753(宝暦3)年に創建当時の姿に再建され、今もその姿を残しています。日本で唯一、本丸の建築群がすべて現存する城郭で、天守をはじめ13棟が国の重要文化財に指定されています。
「石の城」として名高い丸亀城
天守は四国の現存十二天守の中で最も古く、1660(万治3)年に完成したもの。石垣の名城として知られ、高く長い三の丸北側の石垣や、「扇の勾配」といわれる曲線美を描く隅角部の石垣などが見どころです。
四国の4城で♥探し!
かつて日本各地には数万もの城がありましたが、江戸時代の一国一城令、明治維新の廃城令、昭和の世界大戦により、そのほとんどが消滅してしまいました。そのなかで奇跡的に築城当時のままの姿で残っている現存十二天守が今、「幸運の象徴」として注目されています。四国に残る4つの現存十二天守で、今、話題になっているのが「ハートのスポット」。隠れた♥模様を見つけ出す「幸せ探し」は、新たなお城散策の楽しみ方として人気急上昇中です。