えひめの名城 歴史だけじゃない、名城めぐりのお楽しみ

中世の城跡や江戸時代の天守へ。自然や眺望も見どころ

愛媛県には、江戸時代以前に建造された天守を有する「現存十二天守」に数えられる城、「松山城」と「宇和島城」があります。また、全国でも珍しい海岸平城の「今治城」や、伝統的な工法で復元された「大洲城」、国史跡で日本100名城に選定されている「湯築城跡」、1986(昭和61)年に復元された「川之江城」も、一度は訪れてみたいお城です。歴史的な見どころだけでなく、自然との出会い、眺望、イベントなど、“えひめの名城”の楽しみどころを紹介します。
山の上に松平家が建てた天守がそびえる
現存十二天守のなかで唯一、親藩・松平家によって建築された広大な城。21棟の国の重要文化財を有し、城郭建築としての見どころが満載です。必見ポイントや天守へのアクセス方法、季節のイベント情報など、松山城の魅力をまるごと紹介します。
伊達十万石の城下町のシンボル
国の重要文化財である天守や、市の指定文化財になっている上り立ち門といった建造物が点在。古城の雰囲気を漂わせる石垣郡や石段、井戸なども残っています。城山の自然と天守からの眺望も見逃せません。
復元されたお城も一見の価値あり
松山城や宇和島城のように江戸時代の天守は残っていませんが、天守が復元された今治城や大洲城、川之江城、国史跡の湯築城跡もそれぞれ特徴のある城の姿を今に伝えています。館内の資料展示や眺望もお見逃しなく。
四国にある現存十二天守をコンプリート!
高知県の高知城と香川県の丸亀城も、江戸時代以前の天守が残る「現存十二天守」です。この2つの城と、松山城、宇和島城を巡れば、「現存十二天守」の1/3を見学したことになります。足を延ばして、四国4城巡りをしてみませんか。