#砥部焼

ずっしり肉厚。料理を引き立ててくれる伊予の焼き物・砥部焼(とべやき)

松山市の南に位置する砥部町(とべちょう)名産の陶磁器が砥部焼です。江戸中期から続く歴史を持ち、白い地肌に、呉須(ごす)と呼ばれる青の絵柄が特徴。派手すぎない存在感は料理の名引き立て役で、普段使いにぴったりです。砥部町内には約100軒の窯元があり、砥部焼の歴史を学べる施設や、見学ができる窯元、陶芸体験ができる施設などもあります。
実はうどんとのマッチングも良し
砥部焼は欠けにくく丈夫で、保温性にも優れています。その長所は飲食店で使用される際にも好まれ、愛媛県内はもとより、隣県・香川県の讃岐うどん店でもしばしば使われています。まさに四国の名産のコラボですね。一筆で勢いよく描かれる唐草文様も麺料理と好相性です。
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ここに来れば砥部焼のすべてがわかる!「砥部焼伝統産業会館」

ここに来れば砥部焼のすべてがわかる!「砥部焼伝統産業会館」

「古砥部」と呼ばれる貴重な歴史的作品も展示

貴重な現存作品から優れた現代作品までを展示する「砥部焼の宝庫」です。歴史的な資料も多く所蔵しており、ここに来れば砥部焼のすべてがわかります。2階では個展やグループ展などが行われており、約80軒の窯元の砥部焼の展示販売も行っています。

自分だけの砥部焼づくりが体験できる
手びねり、絵付け、ろくろ体験までが可能な施設です。すでに素焼きされた茶碗などに呉須で絵を描く「絵付け」は、予約なしでも体験可能。「手びねり」は、初めてでもコツをつかめば最後まで1人でもできる作陶です。「ろくろ体験」は丁寧に指導してくれるので安心。手びねりとろくろ体験は予約が必要です。
下絵の描き方や色付けの仕方まで丁寧に教えてくれる
砥部焼の手作り体験から購入まで行えるスポット。2階で陶芸教室が開かれており、手軽に行える絵付けや、手びねり、ろくろ体験が可能です。自分だけの作品ができあがったときの喜びはひとしお。1階では約50軒以上の窯元・約3万点の作品も展示販売しています。