世界の絶景・詩歩がお勧めする観光ルート

こんにちは。絶景プロデューサーの詩歩です。
今回は、紅葉に染まる愛媛の魅力を存分に楽しむ1泊2日の旅です。
西山興隆寺の荘厳な紅葉、奥道後の温泉と紅葉のコラボ、そして松山城の紅葉と歴史ある風景を巡ります。公共交通機関を使って、ゆったりと秋の愛媛を堪能しましょう。

JR松山駅9:15発の特急で、壬生川駅（にゅうがわえき）を目指します。特急列車は、おおむね1時間に1本ですので計画的に。

10:09にJR壬生川駅に到着したら、タクシーで西山興隆寺へ向かいます（約20分／小型車で約2,500円）。
境内に広がる見事な紅葉は必見！ 特に、本堂周辺の紅葉は圧巻です。階段が多いので歩きやすい靴で訪れましょう。

JR壬生川駅に戻ったら、12:31発の列車でJR今治駅へ（12:52着）。ちょっと遅いランチで目指すのは「白楽天 今治本店」。今治駅から徒歩で10分ほどにある老舗です。
こちらでは今治のご当地グルメ「焼豚玉子飯（やきぶたたまごめし）」を堪能しましょう。ご飯の上に焼き豚と目玉焼きが乗った丼料理。たっぷりかかった甘辛いタレが絶品です！

デザートには、近くにある有名な「登泉堂」のかき氷もお勧めです。創業130年を超える和菓子店で、春から夏にかけては、素材をそのまま生かしたかき氷を、秋から冬にかけてはおはぎやまんじゅうなどの和菓子を出しています。登泉堂へは、「白楽天 今治本店」からタクシーがお勧めです（約8分／小型車で約1,200円）。

JR今治駅から特急でJR松山駅へ戻り、次は本日の宿泊先「奥道後 壱湯の守」を目指します。時間に余裕があれば、駅前から路面電車（伊予鉄道）の道後温泉駅行き(約30分)に乗ってみましょう。道後温泉駅からは、宿泊者限定／事前予約制の無料送迎バスがあります。JR松山駅からタクシー移動だと、約25分／小型車で約2,700円です。

壱湯の守へチェックイン後は、貸し切り風呂からライトアップされた紅葉を眺めます。幻想的な景色に心奪われること間違いなし。
夕食はホテルで。

朝食の後は、壱湯の守で紅葉撮影を楽しみましょう。ロビーにある全長150メートルのガラスの奥に紅葉が広がる絶景スポットです。10時〜11時ごろの時間帯が、きらきらと光が差し込んでお勧めです！
朝霧に包まれた日だと、晴れとはまた違った神秘的な雰囲気を醸し出します。

写真が撮れたら、無料送迎バスで道後温泉駅へ戻ります。

道後温泉駅に着いたら、道後温泉本館を目指して、アーケード街「道後ハイカラ通り」へ。通りには、たくさんの土産物店や飲食店が並んでいます。お土産を探しながら、日本最古の温泉として知られる道後温泉本館を見学しましょう。道後温泉本館は、もちろん入浴もできます。

ランチは地元名物の「鯛めし」がお勧め。通りの付近には、鯛めしが食べられる店がいくつもありますので、迷いながら散策するのも楽しいですね。

道後温泉本館の近く（北西）には、足湯カフェや、出来たての「じゃこ天」が食べられる蒲鉾店もありますよ。さらにちょっと足を伸ばしたところ（100mちょっと東）にあるのが「圓満寺」。静かな場所ですが、隠れた映えスポットです。お参りして記念撮影も楽しいですね。

一通り楽しんだら、道後温泉駅に戻ります。この駅舎は一棟まるごとスターバックスになっていて、明治の洋風建築と内装になっているのも道後の豆知識です！

路面電車に乗ったら松山城へ。約11分で着く大街道（おおかいどう）の電停で降ります。電停のある交差点から、北へ400mほど歩いてロープウェイ乗り場へ。リフトもありますので、好きな乗り物でお城のある山頂を目指しましょう。もし怖くなければ、リフトのほうが開放感があっておすすめです。
お城へはそれほど遠くありませんので、歩いても上がれますよ。

山頂の本丸広場では、天守を背景に色づく木々を楽しめます。天守閣に登って、市街地を一望しつつ、本丸広場の紅葉を望んでみましょう。

さらに、松山城のふもとにある二之の丸史跡庭園まで足をのばすと、手入れの行き届いた日本庭園で紅葉を満喫できます。例年11月中旬から下旬に、紅葉のライトアップ「二之丸 光の庭園」が開催されていますので、開催日時を事前にチェックしてみてください。

最後は路面電車でJR松山駅に戻ると、この旅はゴールです。

愛媛の紅葉の名所を巡る1泊2日の旅、いかがでしょうか。紅葉シーズンは駐車場で渋滞する所もありますが、公共交通機関を使えば、ゆっくりと秋の風景を楽しめますね。
ぜひ参考にしてみてください。