四国霊場で唯一の茅葺屋根の鐘楼堂
四国八十八箇所霊場の42番札所となる寺院。鎌倉時代には宇和島領主・西園寺家の祈祷・菩提寺であった。境内には、本堂をはじめ、大師堂や家畜堂、残木堂、鐘楼堂などの堂宇が建ち並ぶ。二層の仁王門は、鎌倉時代の建築様式に則って近年再建されており、極彩色の仁王像が安置されている。また、家畜堂もあることから、近年では、ペットの無病息災や供養を祈る参拝客からも親しまれている。田園地帯の名刹ならではのご利益とのどかな風景が楽しめる。
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