南国に鎮座する四国霊場の裏関所
四国八十八箇所霊場の40番札所となる寺院。弘法大師が平城天皇の勅命を受け、807年に開基したとされる由緒ある古刹。かつて、七堂伽藍を持ち四十の末寺を有するほど荘厳華麗を極め、日本4ヶ所の鎮守に数えられた。本尊の薬師如来を始めとした三尊像は、大師が訪れた際に自らが1本の霊木から刻んだと伝えられている。また、四国八十八ヶ所霊場の第四十番霊場でもあり、第一番霊場から最も離れているため、四国霊場の裏関所とも呼ばれている。
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