神仏習合の面影が色濃く残る八十八箇所霊場
四国八十八箇所霊場の41番札所となる寺院。地元の人から「三間のお稲荷さん」と呼ばれ、古くから親しまれてきた四国霊場の総鎮守の寺院。山門が鳥居であったり、境内に狛犬の石像が鎮座するなど、神仏習合の寺院として建立された面影を今もなお色濃く残している。現在でも、お遍路さんはもちろん、商売繁昌や開運出世の縁起を求める参拝客が後を絶たない。参道入口の鳥居から正面石段を登りつめた稲荷社から見える三間町の景色は、のどかで時間の経過を忘れることができる。
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