社会のため、人のために尽くす「義農精神」
かつて、この地を襲った享保の大飢饉の際に、自身の飢えを省みず、翌年の作付けのために麦の種子を残し多くの村人を救ったことから、「義農」と呼ばれる作兵衛を顕彰し祀ってある。義農公園の一角に位置し、作兵衛の墓や銅像、その功績を称えた石碑なども寄り添って建てられ、長い年月が過ぎ去った現在でもその偉業を伝えている。毎年4月23日には、郷土の英雄の遺徳を偲び義農祭が開催され、「義農作兵衛」の精神は、義農精神として今日も脈々と受け継がれている。
- エリア
- 松山市近郊(下灘駅、砥部焼など)
- カテゴリ
- 寺社仏閣