日本に唯一の秘仏・張子大師を祀る
平安時代に弘法大師によって創建された真言宗の寺院。創建当時に手の不自由な人が片手だけで拝んでいたところ、片方の手が治ったということから、別名「隻手薬師(かたでやくし)」と呼ばれている。また史伝によれば、西郷隆盛が鹿児島に帰還する際に、当時京都の清水寺の住職であった月照上人と会談した寺院とされている。さらに、境内の奥にある奥の院には日本に一つしかない弘法大師の母親の手紙や写経を用いて造られた張子大師があり、毎年2月3日の節分の日だけに公開される秘仏とされている。
- エリア
- 松山市近郊(下灘駅、砥部焼など)
- カテゴリ
- 寺社仏閣