魚島の風景

うおしまのふうけい

タイ網漁やタコ漁が盛んに行われている魚島。3月～5月と9月～11月はタコ漁に出ないため、漁港に多数並べられたタコつぼを見ることができる。
冬の風物詩であるデビラ干しが行われ、日差しを受けて光輝くデビラを見ることができる。
特徴的な石垣の町並みは、どこか懐かしい気分にさせられる、古き良き風情ある佇まい。
平地がほとんどない魚島は、集落の石段を上がるごとに眼下に魚島の港の景色が広がる。

豊かな自然の中で穏やかに流れる島の時間

瀬戸内海のほぼ中央に位置し、周囲は好漁場として知られるほど豊かな海の幸に恵まれている。島内では、春になると桜が咲き乱れ、冬になると小さな路地のあちこちに水仙が咲き誇り、独特のデビラ（別名タマガンゾウヒラメ）干しも見られるなど、四季折々の風景が楽しめる。釣りや海水浴、バードウォッチングなど豊かな自然をたっぷりと堪能することができる。また、島から見る夕日に照らされ黄金色に輝く瀬戸内海は、一見の価値がある絶景。