白石の鼻巨石群
しらいしのはなきょせきぐん-
誰が何のために、どのように積み上げたのか謎のベールに包まれた巨石は、縦約7m、幅最大約10mの巨大な石が重なった神秘的な三ツ石。
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海上側が三ツ石、岸辺側が亀石と呼ばれる巨石群。春分、秋分の日前後に三ツ石の空洞を夕日が差し込み、冬至の日前後には亀石の空洞を通過、更に夏至の三ツ石の先に夕日が沈むことが確認されている。
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地元住民から「りゅうごんさん」と呼ばれる白石龍神社は、古来より五穀豊穣、漁業の神様として崇敬を集めるこの地の守り神。
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冬至を挟み前後1週間、亀石の空洞を神秘的な光が通過する。
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夏至頃、「夏至の三ツ石」の溝に、日没の夕日が差し込む。この光の方角に興居島の磐神神社が存在し、ご神体は花崗岩の巨石である。
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白石の鼻巨石群の中心となる海上の三ツ石。
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亀のように見える亀石。冬至頃の夕日が差し込む。
神秘的な伊予のストーンヘンジ
海面上に浮かぶ神秘的な花崗岩の巨石群。昔から自然に積み上げられたと伝えられてきたが、近年になり岩の中央部の空洞から春分、秋分の前後の数日間に夕日が差し込むことが判明し、古代の太陽観測装置などではと調査が進められている。また、冬至や夏至を示す巨石の配置、構造も発見され、謎はますます深まっている。岸辺には白石龍神社が祀られており、神聖な空気の漂うパワースポットとして注目を集めている。(写真:登録NPO松山・白石の鼻巨石群振興会提供)
- エリア
- 松山市(道後温泉、松山城など)
住所 | 愛媛県松山市高浜町6丁目 |
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電話番号 | 050-3580-3696(登録NPO松山・白石の鼻巨石群振興会) |
駐車場 | カーブを過ぎた所に車の退避場あり |