西条まつりの川入りは幻想的だった


2023.11.29

豪華絢爛!!西条まつり

江戸時代から300年続く伝統ある祭りで、街中をだんじりや神輿が練り歩き太鼓と鐘の賑やかな音が響き渡ります。県外に住んでいる人でも祭りになると必ず帰ってくる、地元の友達と会えるけん楽しみ、と多くの方から愛されています。なんと2023年は西条市出身の長友佑都さん秋川雅史さんも見にきていました。

今回はおすすめスポットを3つをご紹介します。
有名な川入りについては最後に書きましたので楽しんでご覧ください。

①伊曽乃神社の宮出し

1つ目のおすすめスポット伊曽乃神社の宮出しです。深夜から神社に約80台のだんじりが境内を練り歩き、本殿前で1台ずつ差し上げを行います。昨年初めて訪れましたが、深夜にも関わらず多くの方が宮出しを見にきており、本殿前の差し上げは周りが人で埋め尽くされより近くで祭りの臨場感を味わえます。
 

②御殿前

2つ目のおすすめスポット御殿前です。西条高校前の御殿前には道路上に多くのだんじりがずらりと並びます。各だんじりが大手門前で差し上げを披露し見物客と一緒に盛り上がっています。個人的には練り歩き時の「よいとさ〜よいとさ〜」という掛け声が大好きです。またかき上げや御殿前を見ながら食べる屋台飯もおすすめです。川入り後の後夜祭も御殿前で開催されますので川入り後も西条まつりを楽しみたい方はぜひ足を運んでみてください。

③川入り渡御

3つ目のおすすめスポット川入りです。夕方に近くなると共に加茂川の土手沿いには約80台のだんじりが集まり、夕陽に照らされます。
陽が落ちてきて提灯が灯されるとだんじりが浮かび上がり、また川へのリフレクションと相まって日中とは違った一面が見られます。

-川入り渡御-
正式名称は「川入り渡御」と言います。川入り渡御はご神体を収めた神輿が神社に戻ろうと加茂川を渡り始めてスタートします。加茂川を渡り切ると祭りが終わってしまうため、伊曾乃地区のだんじりは祭りを終わらさまいと川の中になだれ込み、神輿の行く手をできるだけ遅らそうと目の前に立ちはだかります。その姿は祭りを盛大に楽しみつつも、祭りの終わりを名残惜しむ美しい瞬間でした。

最後に

西条出身の人は1年の中で一番楽しみという人も少なくないでしょう。初めて知った方は世界に誇れる西条まつりが少し気になってきませんか。ぜひ私の住んでいる町で愛され続ける西条まつりに足を運んでみてください。​
ライター紹介

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最後まで記事をご覧いただきありがとうございます。ひめ旅部のしゅんです!

綺麗な景色を綺麗に残してみたくて写真を撮り始めました。
今はまだ見ぬ風景や誰も撮っていない写真やを求めて撮り歩いています。私の写真を通じて愛媛や地元である今治の素敵な場所をより多くの方に知ってもらえるように発信していきます。

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