風流人の審美眼が光る美術館
今治出身の実業家・河野信一が長年にわたり収集した、平安時代から現代までの書画や古文書など約1万2千点を収蔵する美術館。日本の歴史や文化を伝える作品や資料を数多く所蔵し、その中からテーマに則した展示替えが年に数回行われる。敷地内にある茶室は精巧な造りで、河野信一邸内にあったものが移築されている。そこでは伝統文化に触れながら、庭園で移ろう四季折々の情景が味わえる。また、2階展示室などが広く一般に開放されており、市民の文化活動に利用されている。
- カテゴリ
- 美術館・博物館