宇和島の秋の風物詩!旧庄屋毛利家の吊るし柿作り


2024.01.09

旧庄屋毛利家の吊るし柿作り

宇和島で「毛利家の吊るし柿作り」があると聞いて訪れてみました。
旧庄屋毛利家は宇和島市の三間町にある茅葺き屋根が特徴的なお屋敷です。昔ながらの雰囲気に包まれており、まるでおばあちゃん家に来たような懐かしさがありました。
現在は旧庄屋毛利家を守る会によって伝統的な歴史や文化が守り受け継がれており、吊るし柿作りは毎年11月23日に開催されています。それでは吊るし柿ができるまでのストーリーをご紹介していきます。

吊るし柿作りの朝は早い

 8時半頃に毛利家屋敷に到着すると既に準備が始まっていました。

吊るし柿作りスタート!

 吊るす用の縄を作る人と柿の皮を包丁やピーラーでむく人、茹でる用のお鍋の準備をする人などに分かれて作業していました。最近では年配の方々と子供の交流する場は少なくなりつつあるため伝統的な文化でありながら地域の人々を結ぶ役割もしているんだなと感じました

囲炉裏を囲みながら

 地元の方から毛利家の中に囲炉裏があるよと教えていただき行ってみました。すると囲炉裏を囲んで柿の皮をむいており、まるでタイムスリップしたのかな??と思うくらい昔ながらの雰囲気が溢れていました。囲炉裏をみんなで囲んでいると暖まるし話もより盛り上がりそうですね。

吊るし柿完成

 軒下に1000個を超える柿が並び、その姿からは毛利家の秋の訪れを感じました。毛利家の吊るし柿作りに来た際は、秋の彩り溢れる毛利家と一緒に写真を撮ってみてください。

異文化交流

 吊るし柿作りに吉田国際交流協会から海外の方も来ていました。吊るす用の縄作りや柿の皮むきや茹でたりなどの体験を地元の方と一緒に楽しんでいました。また撮影に来ていたカメラマンさんたちからも大人気でした。国際交流協会というものを初めて知り、調べてみると愛媛では10団体設立されていました。今回のような活動を通して愛媛の良さが少しずつ広がっているようでとても嬉しいですね。

まとめ

 毛利家の吊るし柿作りの1日が伝わったのではないかと思います。秋の風物詩の1つとして宇和島の伝統的な文化や懐かしさを求めて毛利家を訪れてみてはいかがでしょうか。
ライター紹介

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最後まで記事をご覧いただきありがとうございます。ひめ旅部のしゅんです!

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