愛媛の大木巡り「アコウ」

突然ですが「アコウ」とは何かご存知でしょうか？魚ではありません。存在感しかない大木でございます！
愛媛県では南予地方の沿岸部で見ることができますが、今回は特に大好きな３カ所の「アコウ」をご紹介いたします！

国指定天然記念物「三崎のアコウ」

西宇和郡伊方町。三崎港近くの県道沿いに３本並んでいます。ちょうど三崎駐在所の正面辺りでわかりやすい場所にあります。さらに西に５分ほど歩いた所にも１本。こちらは少し県道から奥まった場所ですが、案内板を目印にされるとよいですね。根っこにしか見えない気根は縦横無尽に伸びており、その佇まいは異様なほどの存在感。近くで見るとただただ圧巻です。
 

県外の方でしょうか。船の時間待ちの方が何人かおられました。「こりゃすごい！」「いいもの見せてもらったな～」と賑やかにお話しされていました。一人の方が「ほんとでっかいな～。見上げすぎて首が痛くなるわ～」と笑っておられたのが印象的でした。
 

愛南町指定文化財「天神社のアコウ」

南宇和郡愛南町。御荘地区にある天神社です。鳥居の横と、社殿左手を進んだところに、１本ずつあります。
パッと見ではわかりづらいのですが、ここのアコウもかなり見ごたえがあります。
少し離れた場所から神社を見上げると、モリモリと葉っぱが茂っており、ほとばしる生命力を感じます。

愛南町は大好きすぎる街です。花より団子なのですがとにかくお魚が美味しい！！
どこのお店に入っても新鮮なお魚を堪能できますので、愛南町に来ると必ずお魚をいただいて帰ります。
そして宇和海は時間を忘れて眺めちゃう。水槽で見るようなカラフルなお魚が、すぐそこにたくさん泳いでるんですもの。どこに行っても思うんですがお近くの方がうらやましい（笑）
 

「アコウの大木」

宇和島市下波地区。津島町南楽園から県道37号線を２０分ほど走った島津トンネルの入り口付近にあります。
海岸沿いにど～んと１本！遠くからでもわかる尋常ではない存在感！！！
何度も何度も訪れたくなる大好きなアコウです。

トップ画像はこの場所です。アコウの立ち位置にこのロケーション。そりゃ映える写真しか撮れません（笑）
イチジク属というだけあってイチジクに似た花序（実に見えるが花）がたくさんついていました。お近くの方にお話しを聞くと、１００年以上の樹齢だろうとのこと。５月頃に緑色のまま葉っぱが落ちるそうです。さらにこの付近にはミサゴが飛んでいると教えていただきました。上空から海中にまっすぐダイブ！狩りをしているミサゴを見て、しばし盛り上がりました。そんな会話ができるのも平和な愛媛県ならでは。これだからあちこちへ出かけたくなるのです。皆様もぜひ！お出かけください。

 

～自己紹介～

早いものでブログも４回目となりました。毎回、記事を作成した後は不思議な爽快感に包まれます。変な表現かもしれませんが、かわいい娘をお嫁にやる感じ（笑）つたないブログを読んでいただきありがとうございます。いつも感謝でいっぱいです。

このイソヒヨドリ（メス）は宇和島のアコウの木のそばにいました。うろこみたいな模様がマントに見えて思わず「オシャレさんね～」と話しかけた１枚です。

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