えひめのみかんをもっと好きに①
2023.12.19
みかんの季節
愛媛といえば「みかん」を思い浮かべるかたも多いことでしょう。
陸路、海路、空路。どのルートから愛媛入りしても県内をめぐってもみかん色に触れる機会が多くあります。
「みかん」と一口にいってもかんきつ類の奥は深く「温州(うんしゅう)みかん」「中晩柑(ちゅうばんかん)」「香酸(こうさん)柑橘」と大まかなグループに分けることが出来ます。愛媛県では温州みかんをはじめ、中晩柑や愛媛のオリジナル品種など約40種類以上のかんきつが生産され、日本トップクラスの種類と生産量を誇っています。
一般的には「みかん」といえば温州みかんのことを指し、冬の風物詩ともいえるなじみの深い温州みかんは11・12月が収穫の最盛期になります。
今回は八幡浜地区の農繁期の様子をお届けします。
陸路、海路、空路。どのルートから愛媛入りしても県内をめぐってもみかん色に触れる機会が多くあります。
「みかん」と一口にいってもかんきつ類の奥は深く「温州(うんしゅう)みかん」「中晩柑(ちゅうばんかん)」「香酸(こうさん)柑橘」と大まかなグループに分けることが出来ます。愛媛県では温州みかんをはじめ、中晩柑や愛媛のオリジナル品種など約40種類以上のかんきつが生産され、日本トップクラスの種類と生産量を誇っています。
一般的には「みかん」といえば温州みかんのことを指し、冬の風物詩ともいえるなじみの深い温州みかんは11・12月が収穫の最盛期になります。
今回は八幡浜地区の農繁期の様子をお届けします。
3つの太陽
えひめのみかんのおいしさの秘密に「3つの太陽」という言葉があります。
3つの太陽とは①太陽の直射光②海からの反射光③石垣からの反射光 のことです。
段々畑のみかんにたっぷりの光が降り注いで美味しいみかんが育っています。
3つの太陽とは①太陽の直射光②海からの反射光③石垣からの反射光 のことです。
段々畑のみかんにたっぷりの光が降り注いで美味しいみかんが育っています。
収獲・一つひとつていねいに
11月。みかんの収穫が始まる頃の段々畑では、緑の樹々とみかんの橙色が織りなす、水玉模様のような素敵な景色が広がります。
収穫は「二度切り」という方法で行います。
収獲専用の鋏を使い、最初はみかんのヘタより少し上を切り、手元でもう一度ヘタぎりぎりのところを切ります。
果実に傷をつけないように気を付けながら、色づきを見ながら、丁寧にかつ素早く収穫していきます。
この収穫の時に聞こえる収穫鋏の「パチパチ」という軽快なリズムの音は収穫を無事に迎えられた嬉しい音でもあります。軸の細いみかんは美味しい証拠です♪
収穫は「二度切り」という方法で行います。
収獲専用の鋏を使い、最初はみかんのヘタより少し上を切り、手元でもう一度ヘタぎりぎりのところを切ります。
果実に傷をつけないように気を付けながら、色づきを見ながら、丁寧にかつ素早く収穫していきます。
この収穫の時に聞こえる収穫鋏の「パチパチ」という軽快なリズムの音は収穫を無事に迎えられた嬉しい音でもあります。軸の細いみかんは美味しい証拠です♪
運搬・園地から倉庫へ
収獲されたみかんは収穫カゴに入れ、たまったらコンテナに移します。
コンテナには約20キロのみかんが入ります。
このみかん入りのコンテナを傾斜のある園地では主に貨物運搬用のモノラックを使って運びます。
モノラックから更にトラックに積み込みます。
11・12月は、モノラックの動く機械音やトラックの走る音といった、この季節ならではの音がみかん畑に響き渡ります。
コンテナには約20キロのみかんが入ります。
このみかん入りのコンテナを傾斜のある園地では主に貨物運搬用のモノラックを使って運びます。
モノラックから更にトラックに積み込みます。
11・12月は、モノラックの動く機械音やトラックの走る音といった、この季節ならではの音がみかん畑に響き渡ります。
選果・家庭選別
園地で収穫したみかんは各農家の倉庫に持ち帰ります。
農協・共同選果場(共選)に出荷の場合、決められた日に出荷する前に出荷基準(色、大きさ、果皮の傷の有無など)に合わせた選別を行います。
選別作業は収穫後であったり、雨の日であったり。みかん農家はこの時期フル回転です。
各農家さんの倉庫にある選別機で選別していく手際の良さは見事で、どんどん出荷用のみかんが出来上がっていきます。
さらに!出荷された産地一帯のみかんは、共同選果場で光センサーにより糖度と酸度のバランスを測り、階級(大きさ)や等級(ランク)に選別され、箱に詰められて全国に運ばれていきます。
農協・共同選果場(共選)に出荷の場合、決められた日に出荷する前に出荷基準(色、大きさ、果皮の傷の有無など)に合わせた選別を行います。
選別作業は収穫後であったり、雨の日であったり。みかん農家はこの時期フル回転です。
各農家さんの倉庫にある選別機で選別していく手際の良さは見事で、どんどん出荷用のみかんが出来上がっていきます。
さらに!出荷された産地一帯のみかんは、共同選果場で光センサーにより糖度と酸度のバランスを測り、階級(大きさ)や等級(ランク)に選別され、箱に詰められて全国に運ばれていきます。
プラスαの太陽
写真は収穫のお手伝いに来てくださったみなさんの笑顔フォト。
11・12月の収穫の繁忙期に、JAにしうわ管内のみかん産地では、共同選果場の仕事や園地での収穫と運搬のアルバイターさんが来てくれています。
県外から住み込みできてくださるかた。週末や仕事の休みを使ってお手伝いに来てくれるかた。
仕事としてや産地のファンの方など、初めてのかたやリピーターのかたなど沢山の人が農家や産地を支えてくれています。
ありがとうございます!
そのアルバイターやお手伝いのみなさんとの交流や笑顔もおいしいみかんの秘密につながるプラスαの太陽みたいに感じています。
季節求人については、ぜひ機会があれば、11・12月の各共選からの募集をチェックしてみてください。
「愛媛お手伝いプロジェクト」という、みかん作りのお手伝いを通じて生産者と消費者の距離を縮め、地域活性化に取り組むボランティア活動もあります。
11・12月の収穫の繁忙期に、JAにしうわ管内のみかん産地では、共同選果場の仕事や園地での収穫と運搬のアルバイターさんが来てくれています。
県外から住み込みできてくださるかた。週末や仕事の休みを使ってお手伝いに来てくれるかた。
仕事としてや産地のファンの方など、初めてのかたやリピーターのかたなど沢山の人が農家や産地を支えてくれています。
ありがとうございます!
そのアルバイターやお手伝いのみなさんとの交流や笑顔もおいしいみかんの秘密につながるプラスαの太陽みたいに感じています。
季節求人については、ぜひ機会があれば、11・12月の各共選からの募集をチェックしてみてください。
「愛媛お手伝いプロジェクト」という、みかん作りのお手伝いを通じて生産者と消費者の距離を縮め、地域活性化に取り組むボランティア活動もあります。
みかんのある風景
店頭に並ぶかんきつは農家のみなさんが心を込めて手塩にかけて育て、収穫し、美味しく喜んでいただけるよう共同選果場などで吟味され、みなさんのもとに届いています。
お気に入りの産地や品種、食べ方などなど。「おいしい♪」の声が聞けることは農家の励みになります。
100年以上続く愛媛のみかん産地を継承する農家のみなさん、みかん農家を目指して頑張ってくれている新規就農のみなさん、応援してくれるえひめの柑橘が大好きなみなさんの素敵な繋がりがこれからも続いていきますように。
今回の投稿がきっかけで、えひめのみかんを昨日よりももっと好きになってもらえたら嬉しいです。
次回のみかん関連記事②では日本農業遺産のことについて紹介できたらと思います。どうぞお楽しみに♪
いよ観ネットのサイト内に「みかん」の特集ページがあります。
合わせて楽しくご覧ください(^^)/
お気に入りの産地や品種、食べ方などなど。「おいしい♪」の声が聞けることは農家の励みになります。
100年以上続く愛媛のみかん産地を継承する農家のみなさん、みかん農家を目指して頑張ってくれている新規就農のみなさん、応援してくれるえひめの柑橘が大好きなみなさんの素敵な繋がりがこれからも続いていきますように。
今回の投稿がきっかけで、えひめのみかんを昨日よりももっと好きになってもらえたら嬉しいです。
次回のみかん関連記事②では日本農業遺産のことについて紹介できたらと思います。どうぞお楽しみに♪
いよ観ネットのサイト内に「みかん」の特集ページがあります。
合わせて楽しくご覧ください(^^)/
ひめ旅部の ちょこ☆です
愛ある愛媛のみかん農家。
農作業の傍ら、カメラを片手にみかん産地やえひめのいいところ探しをライフワークにしています。
日々の中にちょこっとみかん色の幸せを♪
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@nijiiromikan11