山間部の淵に伝わる竜の住む淵
城川町にある、竜が棲むと伝わる淵。むかし、江戸の武士がこの地を訪れた際、村人から竜が棲むという話を聞きつけ、「もし本当に竜が棲んでいるのなら、淵に立っていれば竜は自分を呑むはずだろう」と言い、淵を探索し一晩中岩の上に立って夜を明かした。翌朝、村人が様子を見に行くと、依然として武士が岩の上に立っているのを確認し、竜が棲んでいるというのは嘘だったのかと安堵したが、よく見ると武士は血を吸い取られ、既に息絶えていたという伝説が残っている。それ以来、この淵を「江戸淵」と称するようになったという。
住所 | 愛媛県西予市城川町下相 |
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電話番号 | 0894-82-1111(西予市教育委員会 城川教育課) |
最寄りのバス停からの徒歩 | 宇和島自動車・下相上組 (7分) |
駐車場 | なし |