愛媛県久万高原町の「大川嶺」では5月中旬~下旬にかけて「ツルギミツバツツジ」で山肌が真っ赤に染まります


2024.03.29

はじめに

まずは「ツルギミツバツツジ」を紹介する前に、「ツツジ」全般について少しばかり触れたいと思います。
 
ツツジは昔から日本で親しまれている花です。ほとんどの品種は4~5月頃に見頃を迎えます。公園やツツジの名所を訪れてピンク・赤・白など鮮やかな花を楽しんだことがあると思います。
 
ツツジには沢山の種類があります。公園でよく見かけるのが「クルメツツジ」や「ヒラドツツジ」ではないでしょうか?
 
まだまだたくさんの種類があります。
平地だけでなく高原に咲くツツジもあります。有名なのが大分県や宮崎県に咲く「ミヤマキリシマ」ではないでしょうか?ピンク色の可憐な花を咲かせます。
愛媛県でも「ミヤマキリシマ」がチラホラ咲いているのを見かけますが、やはり久万高原町の「大川嶺」に咲く「ツルギミツバツツジ」にはかなわないと思います。

「ツルギミツバツツジ」が満開になるとそれはそれは素晴らしい景色を見せてくれます。

ツルギミツバツツジ

落葉広葉樹の低木。木の高さは1~3m。四国の剣山で発見されたので「ツルギ」がついて、枝先に3枚の菱形の葉をつけることから「ミツバ」がついて「ツルギミツバツツジ」と呼ばれるようになったそうです。
「剣山」で見ることができますが、群生地では久万高原町「大川嶺」が有名ですので紹介したいと思います。

アクセス

松山市内からだと国道33号線を高知県方面へ
久万川と面河川が合流する「美川大橋」を渡ってすぐ愛媛県道328号線(柳谷美川線)に分岐。
道なりに「大川嶺」を目指して登っていきます。(カーブが多く離合が難しい狭い道が続きます。運転には十分に気をつけてください)

 
「美川峰」まで登るとこれまでの木々の間を通る上り坂と打って変わって視界が開けてきます。
「美川峰」の標識から愛媛県道328号線を約400m進むと左手に「ツルギミツバツツジ」で赤く染まった山肌が見えてきます。群生地の一つで素晴らしい眺めです。

次のポイントに
そのまま道なりに進んでいくと、道が左に大きくカーブしています。左に行くと「四国カルスト」、直進すると「笠取山」ここが分岐点になります。
直進します。
斜め右側の坂道を登っていくと駐車エリアに到着。

散策

「ツルギミツバツツジ」は山全体に自生しているのではなく、どちらかと言えば北側斜面に多いようです。山肌は背の低い笹で覆われていて笹原には登山道もあります。尾根伝いまで歩くと駐車エリアの反対側に「ツルギミツバツツジ」が満開です。山肌を真っ赤に染めるとはこのことなのでしょう。
花色は濃い紅紫で漏斗形の花冠が5深裂しています。
駐車エリアから5~10分程度で「笠取山」に登頂できます。美川峰~大川嶺~笠取山と円弧上に連なる大川嶺連峰の最高峰で1562mあります。頂上からは四方を眺めることができ、天気がよければ「石鎚山」を見ることができます。正に絶景です。
 
これほどの規模の「ツルギミツバツツジ」はどこででも見られるものでありません。「大川嶺」の群生地は四国で一番有名です。是非一度自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。開花時期は本来なら5月下旬~6月初旬に咲きますが、ここ2~3年は暖冬の影響で半月位早くなっているように思われます。お見逃しなく。
自己紹介

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