川の氾濫を鎮めた弘法大師伝説の残る寺院
四国八十八箇所霊場の56番札所となる寺院。弘法大師がこの地を訪れた最、梅雨の時期になると、毎年のように付近にある蒼社川が氾濫していた。大師はこれを防ぐため、村人たち集めて丈夫な堤防を築かせ、河原に壇を築き、土砂加持の法要を執り行った。そのとき大師は地蔵菩薩を刻んで本尊とし、寺院を建立したと伝えられている。弘法大師の手植えした「不忘(わすれず)の松」の切り株がある。
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