安産・子育ての信仰の子安大師さん
四国八十八箇所霊場の61番札所となる寺院。用明天皇の病気平癒を祈願して聖徳太子が建立したとされる寺院で、地元住民には「子安大師さん」と親しまれている。弘法大師が訪れた際に門前で苦しむ妊婦に出会い加持祈祷したところ、元気な男子が誕生したことが機縁となり、現在でも多くの女性や夫婦が安産祈願に訪れている。本堂と大師堂が一緒になった大聖堂には、本尊の大日如来像を始め、左手に赤子を抱いた子安大師像と不動明王の三尊が祀られている。 3月下旬から4月上旬には桜の花が見頃を迎える。
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