四国88ヶ所愛媛県最後の関所寺
四国八十八箇所霊場の65番札所となる寺院。聖武天皇の勅願によって行基が開基したとされる千年以上の歴史を誇る古刹で、嵯峨天皇も厚く信仰されたといわれる。かつて、弘法大師が訪れた際に彫ったとされている本尊の十一面観世音は、60年に一度だけ開帳される秘仏。安産や子育てなどにご利益があるといわれ、特に子授け祈願で信仰されている。また本堂前には、樹齢300~400年といわれる山桜があり、この寺院を訪れた小林一茶が「これでこそ 登りがいあり 山桜」という句を残したほど美しく咲き誇る山桜は、一見の価値あり。
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