天養山 宝寿寺
てんようざん ほうじゅじ
安産の観音様として人々の信仰を集める寺
四国八十八箇所霊場の62番札所となる寺院。聖武天皇の勅命を受けた道慈によって創建されて以来、往時は伊予三島水軍の菩提寺や大山祇神社の別当寺として栄えた。本尊の十一面観音菩薩は、聖武天皇の妃である光明皇后の姿を弘法大師が模写して彫造したとされる。また、当時の伊予国司・越智公夫人が難産で苦しんでいたところ、大師が本尊に祈願した霊水で加持し、無事出産したことから安産の観音様としても信仰を集めている。
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