巧みで趣に富んだ木造建築
南北に細長い敷地の中に建つ3棟の建物から構成される住宅。店舗兼居宅と茶室、数奇屋があり、いずれも国の有形文化財に登録されている。明治期から木蝋の販売を行い、当時は地域一番の豪商と言われた越智家が、贅の限りを尽くして建築した豪邸で木造建築の手本ともいえる職人技が随所に見られ、棟梁の細かな心意気が建物に表れている。商家の賑わいが目に浮かぶような、まさに文化財にふさわしい建築物となっている。
住所 | 愛媛県西条市壬生川36 |
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営業時間 | 内部は原則非公開 |