四国最古の納札が発見された寺院
四国八十八箇所霊場の53番札所となる寺院。聖武天皇の勅願により行基によって開基され、一時は七堂伽藍を備えた大寺として大いに栄えた。大正時代にはアメリカ人巡礼者により、四国霊場最古となる江戸時代初期の銅製納札が発見され、遍路の長い歴史を物語る貴重な資料となっている。境内には、キリシタン禁制時代に隠れキリシタンが礼拝したとされる十字架灯篭や、本堂の巨大な龍の彫り物などがあり参拝者の目を楽しませている。
- エリア
- 松山市(道後温泉、松山城など)
- カテゴリ
- 寺社仏閣