遍路宿の名残をとどめた門前町
四国八十八箇所霊場の44番札所となる寺院。この地で十一面観世音菩薩が発見され、安置されたことがこの寺の始まりと伝えられている。大寶寺には、かつて放浪の俳人・種田山頭火も訪れており、山頭火が歩いた参道を進むと、巨木や杉木立が立ち並び、久万高原のひんやりした空気の中、静寂に包まれる。また、境内には「霜夜塚(しもよづか)」と呼ばれる県下最古の芭蕉塚があり、多くの俳句ファンが訪れる寺でもある。
- エリア
- 松山市近郊(下灘駅、砥部焼など)
- カテゴリ
- 寺社仏閣